5月1日
窓口の担当に言われて初めて気がついた。
今日が、映画の日だってこと。
だから、慌てて割引クーポンは後日改めて使うことにして
この劇場の混み方はGWだけの騒ぎじゃないんだなと
一人合点がいった。
「豆腐小僧、大人一枚、子ども一枚」
昨日、息子と散々話し合ったあげく、
豆腐小僧を見ることに決めていた。
コナンか豆腐か、それとも火星なんちゃら3Dか？
火星なんちゃら3Dは
3D別料金だしということで早々に却下。
で、残ったのがコナンか豆腐。
ギリギリまでコナンだったんだけど
豆腐に出てくる妖怪は怖くないってことに
息子が納得し豆腐に決まった。
コナンはなんだかんだと言って、
殺人事件やら密室トリックやら
へたをすると妖怪なんぞよりよほど怖い
それに息子は納得した様子。
で、豆腐小僧を見た訳だ。
うん、7歳の息子は面白かったと言ってました。
ました。
つーかね、
むしろ、ショックだったことがあって、
ああ、今日が映画の日だってことを
忘れていた、知らなかったって事実。
映画の日には、必ずじゃないけど映画を見てたし。
ああ、いつから映画の日を気にしなくなった？
随分前じゃないかしら…
そんなこともあって
豆腐小僧は後半に
予想通りの良いシーンがあって、
ああ、まあ、そうだよね、的な展開で。
で、時間が余ったというか
物足りなかったのか、
その日は、息子と二人でそのまま上野へ。
昨日、アド街ック天国で上野だったこともあったのか
息子に 「今日はこれからどっか行くか？」 と聞いたら
「うーん、じゃあ、上野」 と答えた。
じゃあ、上野？ じゃあ？
上野といえば動物園。
が、先日パンダは見たし、
息子と二人で、上野といえば動物園じゃなく科学博物館のこと。
リピーターズパスで昨年までは
常設展から特別展までちょくちょく訪れた。
ちょうどリピーターズパスの期限も切れていた。
入場料金は大人だけが600円で
子どもは無料、素敵すぎる。
しかし、リピーターズパスなら1000円で
1年間何度でも出入り自由。
尚且つ、館内売店でパスをチラつかせると
商品が10％割引にもなるし、
毎年数回行われる別料金の特別展も
パスを見せると問答無用で600円割り引いてくれる。
ま、これは特別展が常設展料金も含んだ値段ということから
常設展料金分を引くという考え方なので
割引というか特別展のみの純粋な金額は支払うってこと。
いや、科博の回し者みたいじゃないか。
違う、違う、大好きだけども。
そんな訳で映画を見て、科博に行って疲れた。
夜、【仁】を観た。
珍しく見たいと思って見ているドラマ。
ここのところ何度も何度も
同じセリフが出てきています。
「神は乗り越えられる試練しか与えない」
これね、僕がある映画で助監督をしてた時、
何度も、何度も、監督が言ってましたし、
僕自身も言われました。
映画が、その全てがひっくり返りそうになった時
映画だけじゃなくて、もっと大きなところが
転覆してしまいそうになった時。
なるほどね、良い言葉だねと一瞬思いましたが、
同時に、こうも考えました。
乗り越えられない試練は、【試練】とは呼ばない。
奇跡と偶然の関係と非常によく似ていると思います。
いや、まあ、穿った見方なんですけども
始めから、これは試練だぞって思えるって、
「それって乗り越えられるってことじゃん？」
って思ったんです。
で、逆に言うと、
「これを試練だと思えば、必ず乗り越えられる」
という事になる訳です。
つまり、苦労、苦難、災難、不遇を
ひっくるめて試練だと思うことが
乗り越える第一歩じゃないでしょうか。
正直言って、人の心配している余裕はありません。
誰に言うでもなく、どこに向かってでもなく、
自分に向けて書いてます。
まず、自分とその家族の幸せを守らないと。
今日、義理の妹に子どもが生まれました。
おめでとう！
じゃ！
