新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

褒められる

2月8日、9日

久しぶりのCMヘルプ。

正確には久しぶりというよりも

懇意のCMディレクターの頼みを

無下に断れなかったし、

助手という立場に戻って演出を見るという作業も

ほいほいと出来ることではない。

で、やっぱり助手であるからして、

全くこないだまでと勝手が違うし

当然ながら待遇も呼ばれ方も違う。

あ、こんなことを書くと

僕が助手の待遇が低いとか、

悪いとか思っているような感じだけど

それは全く違くて

むしろとっても新鮮で、

懐かしくもあり、心地よくもあり、なのだ。

当然だが、まだ、ディレクターとしてよりも

助手として過ごした時間の方が長い訳で

どちらの方が慣れているかと言えば

言わずもがなである。

で、まあ、無事に着々と仕事は進み、

気がつけば数時間マキで終わる。

そして、ディレクターに大きな賛辞を貰い、

堅い握手を求められ、困った時は力になって欲しいと哀願される。

これが、気分良く無い訳がない。

ありがたいことに、

今ではディレクターをやらせて貰い、

現場では、監督、監督と呼ばれ、

あーでもない、こーでもないと文句を言わせて貰っているが、

当然ながら、こんな風に大絶賛されることはない。

だから、こうして、褒められることは

とっても嬉しくて、ストレスだって消えてしまう。

明日からまた、ディレクターとして

クライアントのために、自分のために、

奔走させてもらう訳だが、

こうして、褒めて貰える環境も

捨てずに持ち続けたい。

良いとこ取りなのは百も承知だ。

承知しているだけマシだろ?

じゃ。