新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

ベーゴマにはまる。

10月17日

いつもなら撮影が終わった後なので

編集作業の真っ最中のはずなんだが、

今回の編集が合成主体で、

またカット割も絵コンテ通りに撮影したので、

基本的に誰が編集しても

僕の意図から大きく外れることが無いこともあり、

制作兼編集部であるM久に

編集の大部分を預けている。

なので、予定では明日か明後日に

オフライン編集の確認をして

尺を決めてしまおうかと考えてるくらい。

つまり、今日、僕はこうして

子どもたちと大新宿区祭にきていて、

恐らくM久は編集機に向かっていることだろう。

そんな訳で大新宿区祭だ。

そこで、出会ったのが

いや、出会ってしまったのが、

いやいや、出会うべくして出会ってしまったのだ、

ベーゴマという遊びに。

だいたい、ベイブレードが好きだった息子と娘なので、

基本的な食いつきは良かった。

でも、すでにベイブレードには飽きていて、

自分で回さないといけないし、

なんだが手先の器用さをやたらもとめられるし、

投げ方とか回し方を身体で覚えないといけないしで、

子どもたちが面白がるとは思えなかった。

が、しかし、先にハマってしまったのは

俺の方で、子どもたちを差し置いて

遊んでしまう始末。

子どもたちと幼稚園で一緒の家族とも一緒だったんだけど、

そっちのお父さんと一緒になって

ベーゴマ三昧。

子どもたちは回せなくて、

「……」

でも、俺たちが回せるようになって

子どももなんとか回せるようになると

話がガラリと変わって…

結局、ウチの家族も友人家族も

揃ってベーゴマを買い与えることに…

帰宅後、

息子はコツを忘れてしまったらしく

延々と練習三昧。

すでに廃品に近いベイブレード

昭和から続く永遠のスター ベーゴマと対戦させてみた。

結果はベーゴマの圧勝。

小さいベーゴマがベイブレードの懐深くに入り込み、

鋭く回転軸をえぐるので、

ほぼひとたまりもなくベイブレードは負けた。

低い重心のベイブレードでも、

そもそも全体が鉄でできたベーゴマの

重心というか重さに敵うはずもなく…

たまに負けることもあるが、

どちらかというとそれは、

スタジアムアウト負けで、

回転を止められるような負けは

ほとんど無い。

さすが昭和の大スター。

とはいえ、僕の子どもの頃は

すでにベーゴマの流行は終わっていて、

メンコがリバイバル的に流行していたと記憶している。

まあ、これはその土地土地で差があるんだろうけどね。

ちなみに、その後、ファミコンが登場し

学区内を席巻するまでは、

ビー玉やおはじきが流行し、

スーパーカー消しゴムレースとかも流行した。

その頃とは全く違うけど、

小学校5年くらいの時に

ファミコンの流行の影で、

自分で作るボードゲームが数人の間で流行して

とてつもなく楽しかった記憶が今だにある。

実は今でもまた作りたいなぁと思うくらいに

あの頃楽しかったなぁって。

息子が大きくなったら是非一緒に作ってみたい。

そんな訳で今日から

数日なのか、数週間なのか、

はたまた、数ヶ月なのか…数年は無いと思うが、

我が家ではベーゴマが流行することが確定した。

「よし、明日から学校でベーゴマの素晴らしさを広めてこい!

友達みんなを巻き込んでやらないと、

今後面白くないからな!

それに、1個150円で、それ以上は基本的にお金がかからないのは

どこの家でも喜ぶはずだ!」

「でもその前に、自分がもっとうまくならないとダメだな。

教える本人が下手くそだと流行しないからな」

ベーゴマ禁止になるくらい流行したら面白いなぁ。

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左が妹が選んだクワガタベーゴマ

右が兄が選んだティラノサウルスベーゴマ。

じゃ。