新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

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8月22日

来週作る予定にしていた

企画プレゼン用のパワポ作成に取り掛かる。

いや、実は来週がとっても

忙しくなりだってことが大きい。

一つ一つに充分な時間を掛けてあげたいし

そうしなければクオリティーなど保てない。

僕のような凡人が打てる手は、

どんどん進めて完成させ、

修正する時間を充分な作ること。

最初から完璧なものを求めないで、

叩き台を作り、叩いて良くしていく。

叩く際にはなるべく多くの

人間の目に触れさせること。

守秘義務の範囲内で。

そんな訳で、夕方ちょい前に

目標の半分以上を完成させ

おおよそ80%は出来た。

このまま100%までやることも

出来るのは出来るが、

100%にもっていく寸前が

もっとも時間がかかる。

逆算すると夜になりそうだった。

だから、今日は止めた。

そうそう、そういえば、

今日は子どもたちは、奥さんと一緒に

両国にある江戸東京博物館

昆虫展に行っているはずだ。

そこに合流しようじゃないか。

今、赤坂だし、

方向が合っているって訳でもないけども、

全く違う方向からだって訳でもない。

うん、両国までは3,40分程度で着くようだ。

途中から昆虫展に入っても良かったけど

子どもたちはとっくに鑑賞終わっていて

特別展示の昆虫展から通常展示、

常設展を見るか見ないかって状況だった。

まあ、僕はどちらかというと

昆虫が好きじゃないし、

厳密に言えば嫌いだし、

虫というか

節足動物というか

無脊椎動物というか

とにかく、苦手、いや、大嫌い。

だから、博物館には入らず

次の行動予定になっていた

東京水辺ラインに先に行く。

隅田川を両国から桜橋まで

展望デッキ付きの遊覧船で登っていく。

その際、あの、スカイツリー

間近でほぼ真下から見られる。

息子はとっても楽しみにしていたらしい。

先日、自分専用として買った

顕微鏡モード搭載のデジカメ持参で

写真を撮るのを楽しみにしている。

まあ、10分の遊覧でしかないけども

金額が大人200円で子どもと半額(小学生から)

だから、割と安い方じゃないかな。

まあ、安くなきゃ乗らないんだけども。

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で、息子も娘もスカイツリーの巨大さに

びっくりして大満足だったんだが…

発着場の桜橋から

最寄り鉄道駅である浅草までは

徒歩15分の距離。

いや、これは大人の足で15分。

すでに昆虫展で疲れ切った子どもたち

とりわけ体力のない娘には

この距離はしんどかったらしくて

徒歩15分の距離を40分以上かかってしまった。

こっちとしても、

抱っこをして歩く距離でもない。

いくら小さい方だと言っても、

すでに娘は年中さんで

体重もそれなりにあって、

体重にいたっては平均より重かったりして…

とにかく抱っこをして

この炎天下の中を歩くのは人間業ではない。

が、結局、抱っこをするはめになる訳だが。

疲れのせいか、

浅草寺仲見世を歩いても感動なし。

かき氷を食べさせたらやっと

笑顔をみせた。

ある本に、

こんなエピソードがあった。

戦後すぐの混乱期の電車の中

疲れ切った人ばかりで車内はごった返し

また、殺伐とした雰囲気だった。

そんな中、腹がすいたのか一人の子どもが

母親に抱かれながらも、ワンワンと泣いた。

いくら、あやしても、ご機嫌をとっても

全く泣きやまなくて、車内は余計に殺伐とし、

いつ、起こり出す人が出てもおかしくない。

そんな状況で、ある人が、

子どもの母親に一つの飴玉を渡した。

「これを食べさせてあげなさい」

いくら、なだめても、

あやしても泣き止まなかった子どもが

ピタリと泣き止んだそうだ。

そのエピソードを語った方は

それを見てお菓子屋さん、

お菓子職人になった。

まあ、子どもを泣きやますには、

子どもを笑顔にするには、

甘い物が最も効果的だってことだろう。

あんなに足が痛い、

歩けないと言っていた娘は、

かき氷を食べて、スキップをしている。

ちなみに、うちの娘のスキップは面白い。

関節の少ない人形のようなスキップをする。

じゃ。