新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

次に備えるために。

5月13日

パソコンが戻ってきてからというもの

ずっとDVD作成に勤しんでいる。

いや、趣味や子どもの映像ではない。

自分の作品集である。

まあ、作品集に入れたくても入れられないものもあるし、

前回作ってからさほど代わり映えはしないんだけど

前回のデータが無くなってもいたし、

新たなに作り直したい気分も相まって

こうして帰宅したばかりのPCを酷使している。

で、今日完成しました。

今までと一番違う部分。

それは見た目です。

そう、今日、ちょうど友人でもあるプロデューサーと

昼飯を食べながら話していたんだけども、

見た目ってかなり重要だよねと。

例えば、僕が誰かを雇う立場の人間だとして、

で、どこの馬の骨か分からん奴からビデオが届いて、

なにやら汚い手書きの手紙があって、

映画の企画あるんで、

僕に映画撮らしてください!なんてあって、

で、そのDVDがペラペラのプラスチックで

なんだか軽々しい見た目であったなら

多分、その時が相当暇でなければ

机の上にほっぽり出しておくか、

どこかしまったら二度と見ないような棚に

置いてしまうのではないか。

で、先日、息子の幼稚園の卒園式のビデオを作った時、

内輪だけだけども卒園式の格式とかそんな印象を大事にしたくて

100円ショップで売っているトールケースにした。

もちろん、表紙もそれなりの紙を買ってきて、

それなりの写真を貼り付けた。

結果的にとっても喜ばれたし

このDVDは他のビデオの棚には入れられないと言われて、

ああ、そういうことなんだなと。

つまり、僕の作品集も

それなりの見た目が伴なうことで、

相手に与える印象というか、

ファーストコンタクトで掴める可能性があるというか、

まあ、とにかく見てもらえる%が上がるんじゃないかと。

中身が大事なのは言うまでもないけども

中身にたどり着くまでの長い道のりを

どう、短くしていくかが大事じゃないかと。

知り合いであったりするのは近い。

どんなに簡易な包装や見た目でも

見てもらえる可能性はグット高くなる。

次は先輩らの紹介があるや無しやだ。

これも相手方に見なければ失礼に当たると思って貰えるほど

ビックな先輩がベストと言えばベストだ。

で、僕の使う手は

そのどちらでも無い。

まず、知り合いに映画プロデューサーはいない。

厳密にはいるが、そこまで親しい間柄ではない。

で、先輩もいない。

いや、厳密にいえばいるが、

僕のためにそこまでしてくれるような兄貴な、親分な人が、

いるかと聞かれれば首をかしげざるを得ない。

だから、地味にやるしかない。

そのためにも、

ちょっとした見た目の良さは必要だ。

多少、今までよりは金銭もかかるし、手間も倍以上に必要だ。

が、1本でも、1回でも、

これが、それが、あれが、仕事につながれば

すぐにチャラになるほどしか、

金額はかかってない。

逆にこれでいけるなら、

安上がりかもしれないほど。

で、さて、

今度は完成したDVDを

パッキングして発送の準備に…

じゃ!