新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

交通公園に行く

3月30日

台本の修正もなく、

カット割りもほぼ終わっている。

確認ごとが沢山あるような気もするが

演出部から連絡はなく…

もう数日で撮影開始である。

で、今日、

修正とかやるのかと思っていたら無くて、

空けて待っていた身体も、

本当の意味で空きになり。

ちょうど、春休みでゴロゴロといる子どもたちと

どこかにいこうかという流れになった。

そこで今日行くことにしたのは

杉並にある交通公園。

浜田山の駅か新高円寺の駅から20分ほどで

バスを使えばもっと近くまでいける。

その交通公園に行ってきた。

ここの目玉は

無料で貸出が行われている自転車。

それも大人用から子ども用

それも補助輪のアリナシ、

補助輪ナシで親のアシスト用の棒付き、無し、

インチの種類も勢ぞろいしているので、

ある意味、自転車を購入しようとして

大きさで悩んでいたりする場合なら

ここで大きさとか諸々を試せる。

また、交通公園だから、

公園内には信号もあり、歩道もあり、踏切(ダミー)もあり…

つまり、この公園の秩序は交通ルールである。

だから、ただ自転車に乗るだけでなく、

ルールに沿った運転を覚えることが出来るってことだ。

で、まあ、公園だから、

ルールに曖昧だったり、守らなくてもお咎め無しって

思うかもしれないが、

信号の所々の職員が立って見ていて、

信号無視やルール無視をした子どもたちを

注意するのが新しい。

注意するってところが

とにかく新しい。

公園に限らず、

親や先生以外に怒られる場所は必要だ。

そう、交通ルールは守らなければ

死に直結するものだから特に厳重な注意は必要だ。

そういう意味でもこの公園は良い。

無料ってのがすごくいい。

息子も覚えたばかりの

運転技術をここぞとばかりに披露して

そして技術の向上にと勤しんだ。

娘も自分が自由に乗り回せる自転車は初に近いので

とても喜んで公園内を走りまわった。

ぼーっと見ていて思ったのは

一見、様々な年齢の子どもたちが

カオスのように入り乱れて走りまわっているが、

ここには妙な静寂というか芯が見える。

それが、つまり交通ルールなのだなと

怒られる小学生を見て合点した。

交通ルールは

カオスをカオスでなくすのかと。

じゃ。