2月24日
衣裳合わせ二日目。
今日は主役の○○さんの
衣裳合わせだ。
いや、むしろ衣裳合わせよりも
その前の役柄についての話し合いの時間。
これがとてつもなく大事な時間である。
ここで、僕なり、相手なりの
考え方や捉え方、現場の作り方など
様々な部分が見え隠れする。
和気あいあいとした雰囲気で進めてはいるが、
それが現場でも同じなのか、
全く逆なのかを想像する。
ここ数週間で
続々とスタッフが参加を始め、
たった一人で企画書を書いた時から
徐々に、制作会社のAPにP
クライアントさんにGOを貰って
二人、三人と増えていき、
現在は演出部2名、制作部2名（内1名はAP）
撮影技術部で5名、キャスト周りの衣裳ヘアメイクで3名。
まあ、役者を入れれば20名から30名ほどの
中規模のチームだ。
で、チームになった段階から
フッと消えたものがある。
それは僕の名前だ。
半分は喜ぶべきことだし、
これを望んだことなのだが、
消えた瞬間を感じてしまったことで
少し悲しい気分になってしまっただけだ。
また、同時にこの肩書の持つ
重大な責任と意味も感じている。
僕の師匠や先輩と同じ肩書なのだ。
どんな規模の作品であろうが。
いや、今回からでなく、
もう、数年前からこの肩書でやってこれた。
弱音とか不安がある訳じゃありません。
むしろ、明日のクランクインを前に
心意気を、精神を集中させているというか、
平たく言うとぼーっとしているというか、ね。
そんな訳なので、
明日から日記はお休みします。
撮影期間がいつもなら数日なんですが、
今回は1週間もあり、
尚且つ、そのすぐ後に編集試写があるのです。
へたすると3月中旬まで書けないかもしれません。
でも、終わったらだーっ更新します。
なので暫くさようなら。
じゃ！
