新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

プロの仕業。

6月28日

奥さんの実家に来ていた。

台本の修正やらスケジュールの提出やら

色々とこまごましたことがあったが、

前日までにやっつけて、

なんとか昨日の夕方に移動したのだ。

で、今日は、

創立○○年の記念パーティだった。

だった。というのは、来てから知ったから。

いや、奥さんが僕に再三再四

この件の内容を伝えたらしかったのだが、

全く記憶になくて、

パーティというか庭でバーべキューでしょ

くらいにしか…

ええ、ええ、すいません。

こんな旦那で苦労かけます。

で、そんな記念パーティに

僕は短パンだ。

一応、シャツを来ていったのだが、

これは完全にラッキーな偶然で

自宅を出る際にはTシャツ短パンの予定だった。

まあ、そこら辺の偶然もありがたいもんだ。

記念パーティに短パンという問題は

蓋を開けてみれば全くなくて、

むしろ、シャツを着ている状態の方が、

暑いでしょ?的な雰囲気。

とってもアットホームというか

仲間が仲間を呼び出来上がったという感じ。

つまりは、とっても素晴らしいパーティだったのだ。

あえて、パーティの中味には全く触れないが、

このパーティの仕切り。

紛れも無いプロの仕業であったのだ。

段取りから最後の方付けまで含めて

完璧な流れと優雅さ。

前日の仕込みから当日の仕込み、

会の仕切りや案内、

最も驚いたのが片付けのすばやさ。

ウン十人規模の人間が

呑めや食えやの大騒ぎで

大人も子どもたくさんいて…

会が終わって、用事があったので

ほんの30分ばかり出たんだが

戻ってみれば完全に片付け終了。

前日の仕込み前の状態に完全復帰している。

な、なんだこれは…

このあからさまなスピード感。

このスピードはプロで無ければ絶対に出せない所業だ。

こんな頭から最後まで…

仕切りと言えば、

僕のやっている仕事も

仕切りの良し悪しで

撮影内容まで変化してしまうことがあるが、

今日の、この会の仕切りの流れは

全く異論の挟む余地が無い。

色々と感動したことが

たくさんあった日であったが

この仕切りも感動の一つであった。

今日風呂で息子が将来

虫博士になりたい!と言い出した。

こないだは、自分で船を作って、

海に出てイカを取って売る!と、

造船業とイカ釣り漁船のダブルだったんだが、

はやり、頭の中は虫で一杯のようで、

本棚を虫の図鑑で一杯にして勉強するとまで言い出した。

図鑑で一杯にして良いか?と言うもんだから

モチロンだ。と答えておいた。

しかし、虫博士でありながら

アマゾンに行って化石を掘りたいとも言う息子。

最終的には虫の化石を掘る!だって。

「よし、なら今度ジュラシックパークを見よう!」

「わかった!」

”で、その次は、黒い絨毯か、アラクノフォビアか

 ミミックっていうのもあったな。XYZマーダーズもそうかな。

 最終兵器はミミズバーガーって映画だな。”

つーか、これ全部見たくない映画…

ちょっと趣旨はズレるけども

グレムリンとか駄目か?

あ!トレマーズがあるじゃん。

それで行こう!それで!

うーん、5歳には早いか?

じゃ!