新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

映画。

3月1日

今日は下の娘が

幼稚園に一日入園する日。

まあ、体験入園というか、

慣れるためのもの的意味合いだ。

奥さんと娘が幼稚園に。

で、息子の方は休みな訳で

昨日レンタルしてきた

ウルトラマンのビデオを見る。

見終わったころに

娘が帰宅。

とても楽しかったようで

ひっきりなしに幼稚園の話し。

4月からは二人で幼稚園である。

弁当作りが大変になるだろうし

娘のオムツも取れそうなので

朝のトイレ争奪も懸念される。

いつまで騒がしいのだろうか?

この騒がしさが懐かしくなるのだろうが

今はただ戦々恐々である。

で、夕方から打ち合わせ。

今回の台本では登場人物が少ないこともあり

見せ方に工夫が必要である。

限られた予算で見え方を考えないとならない。

さもないと延々と同じ顔ばかり見る羽目になる。

そんなことを回避するために打ち合わせる。

友人だからでも

同級生だからでもないが

今日見た映画の話しを書かせて頂く。

それは「イサク」という名前ではあるが

もう一つ別のタイトルがある。

それは「獣の交わり 天使とやる」

うん、成人映画である。

何故見たかと言えば

友人が脚本を書いたからではあるが

見て見て驚いたことがあった。

成人映画というと

イメージとしてはドラマ性のあるAV

って思っていたし考えていた。

そういう類いも沢山あるそうだが…

で、見てみればこの映画は

思っていた成人映画とはかけ離れており

確かに絡みというか濡れ場が

随所に描かれているけれども、

そのエロ度というか、

まあ最近の一般映画でもよくあるが

比べても、悪い表現を出せば大したことはない。

とどのつまり、

一般映画として立派に成立しているのである。

のっけから絡みのシーンだったので

あー、1時間これかよと頭を抱えそうになったが

ドラマを葛藤と翻訳できるように

この映画には葛藤がありドラマがあった。

人に勧めづらい映画ではあるが

脚本家が友人というのもさっぴいても

映画館を出た出合頭に主演女優さんと

偶然(奇跡?)お会いしたことも

差っ引いても

見たことを後悔しない出来だった。

僕は人の映画を批評できるほどの

文章力は無いので詳しくは

リンクにあるイントロというページを見て欲しい。

いや、少しだけ感想を書こう。

日本という国で

信仰を描くというのは

難しいと思っていたが、

ある形を提示した「イサク」は

本来なられっきとした評論家なんぞが

きっちりと書くべき映画じゃないかな。

もう一つ書いておくと

主演の秋沢さんが、

愛しい魅力溢れていて

なんとも言い難い。

本人に直に会ってみて

そのままの魅力が

焼き込まれているなぁと。

後、あのカット尻の長さは

非常に勉強になりました。

見る機会のある方は

あまり多くないと思いますが

映画は見られてナンボ。

沢山の方が見ることを願って止みません。

あー、映画撮りたい。

じゃ!