新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

お茶漬け大好き!

4月7日
小皿に旨み調味料を
たっぷりと入れ、
そこに更に七味唐辛子を
これまたたっぷりと入れる。
そこへ、流し込むように醤油を
なみなみ溢れるくらい注ぎ込む。

昔からばあちゃんが作っていたが
今では母の役目になっているぬかづけ。
キャベツとカブ。
特にキャベツは自身から水が出るので
通常よりも丁寧にかき混ぜなければならない。
また、カブは茎の部分が得に旨い、
忘れずに漬けておかなければならない。


うちでは普通よりも細かく刻む。


そんな御新香を醤油の溢れた小皿に
少量づつ入れる。
細かく刻んだ訳はここにある。
旨み調味料と七味が溶け出した
旨み七味醤油はスーッと音もなく
御新香に染込んでいく…
カブの目の覚めるような白が
ゆっくりと茶色くなっていく。
その茶色の中にあたかも宝石のように
七味唐辛子の赤がキラキラと輝く。
キャベツにいたっては
わっしゃわっしゃしたキャベツの千切りに
醤油がじわわわーとなり
七味がキャベツのグリーンの中の
アクセントとなり食欲を倍増させる。

ほかほかの白米に
熱々のお茶をゆっくりと注ぐ。
立ち昇った湯気が更に勢いを増す。
ひたひたになるギリギリまで
お茶を注ぎいれてから
醤油がたっぷりと染込んだ御新香を
これまたたっぷりと、
醤油がしたたったままの物を
ご飯の上に乗せる。


そして、一気に掻きこむ。


途中、何度か御新香を足しながら
どんどん口から喉、
喉から胃、胃から腸へと
次々に流しこんで行く。

旨み七味醤油の味と
ぬかづけ独特の風味が
全く満腹感を与える余裕を与えない。
ルーティンワークとも言えるほど、
ベルトコンベアー方式とも言えるほど、
お茶漬けを流し込むことが
作業とでも言うかのように
次々と食べて行く。



そして、昼寝。


子どもたちの声が遠のいていく。



実家に帰っていました。



じゃ!