新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

春だから、ハルだから、

3月28日
果報は寝て待てとか
幸せは歩いてこないとか、
棚から牡丹餅とか言うけれども、

俺の長い長い不遇な2007年も
ようやく一区切りが見えてきた。
いや、見えただけで、
本当の戦いはまだ先のことだが。

さて、昨日になって
続けざまに2件ほど電話が入る。
1件はCM撮影で演出の
サポートをして欲しいという話し、
もう1件はとある業界のVPの演出。

こんな時は
ほぼ必ずといっていいほど
仕事が重なって痛い目に合うことが多いが
どうやら今回はそのツテは踏まないようだ。
綺麗にスケジュールにはまった。

とてもありがたい。

ここ最近、現場に出て
仕事をする機会が減って
自宅や喫茶店で脚本書いたり
企画書いたりしてばかりだったから
単純に外に出で仕事をするのが嬉しい。

が、今日もそうだが、
現在進めている
VPの脚本が佳境である。
打ち合わせ、取材、調査、執筆
提出、打ち合わせ、修正、提出を
繰り返してきた。
運良く、本当に運良く、
初稿の感触もよく
続く第二稿も大変気に入ってくれた様子で
恐らく次に提出する第三稿で
決定稿(本当は決定準備稿)になるであろう。
こうして、クライアント側と
一緒になって台本を進め
一緒になって面白がっていると
互いにとても気分良く仕事が進む。


で、少し困ったことに
修正台本の提出と
CM撮影のヘルプ、
新規VPの仕事が
パズルのように
綺麗に日程にはまったために、
台本を書く時間が
実質まるでない。

ははは、はは、はは…

今日、明日で書かないと
すぐに打ち合わせ、撮影、撮影、
打ち合わせに歯医者と
全てが繋がっている。

しまった。

持参したスケジュールには
具体的な執筆時間は
克明には記していない。
これは、自分が助監督をしている際、
監督が台本を書いている時間というのを
非常に軽視していたからとも言えるし
その時間は他のことに使うという
自分は書いてないから的な
考えが基本にあるからだろう。

が、その軽視している時間は
自分が書かなければならない時間で
自分で自分を軽視してれば
世話はない。

カッコよさげに
○日までに書き上げますなんて言ったけど…

さあさ、すぐ書かないと!



じゃ!