3月15日
かねてから
息子のクロックスの長靴が
欲しくて羨ましくてしょうがなかった娘。
誕生日プレゼントに
長靴にしてやろうかと思い
お台場に向かう。
で、せっかくだから
浜松町から船で行くことにした。
できれば、ヒミコに乗っていきたいが
お台場へ向かう線では
あまり見かけることはなく
どうも浅草へ向かう線でないと
乗る機会は無さそうである。
しかし、息子と娘には
全く関係が無い。
船に乗り、デッキから
橋の下を通るのが楽しくて面白くて。
今日は、天気も良いので
風が強く吹いていたが
なかなか気持ちが良い。
「ここは海だからねー、
下が見えないんだよぉ~」
「いや、海でも下まで見えるとこもあるよ」
「えー、どこでー」
「海の水が綺麗なとこだよ、
沖縄とか九州の玄界灘とか、バリ島とか」
「えー、どこまで見えるの?」
「そうだな、5メートルとか6メートルとかじゃないか」
「何で見えるの?」
「水が綺麗だからだ」
「何が見えるの?」
「いろんな物が見えるよ。」
「そーかー、ここの海は見えないね」
「そうだな。東京湾は
まだまだ水が綺麗になっていないんだな」
茶色いした海が海じゃない。
海は茶色じゃない、青だ。
息子が1歳かそこらの時に
青い海のバリ島に連れていったが
そんな記憶は全く無いのだろう。
次に青い海を見せられるのはいつの日か?
仕事で行ったインドネシアの奥地
スラヤクチル島で見た海。
ずっと深くまで見える海。
サンゴが手の届くとこに見えていた。
目線を上に上げると
一面に広がった青い海。
ちょこんちょこんと飛び跳ねる
トビウオの群れ。
そして、ジリジリと肌を焼く太陽。
ああ、麗しのインドネシア。
じゃ!