新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

来年はどんな年か?

12月26日
子ども二人を連れて公園に行く。
冬とはいえ太陽が出ている間は
多少なりとも暖かい。
そのせいか、数多くの子どもたちが、
公園内を所狭しと走り回っている。

この公園に行くと決めていたから
砂場遊びセットを持参していく。
この砂場遊びセットというのが、
今までの経験上、
公園での子供同士のトラブルを
一番多く引き起こしている。


まず、セットを持ってきた子どもと
持ってきていない、持っていない子ども。
そこに、子ども特有の独占欲と
隣の家の庭は青く見える現象が合わさる。
ものの見事に、セットの取り合いや
貸して、貸さない、返して、返さないの応酬となる。
もう、これはこれで仕方がないことだと思っていたが、
やはり幼稚園に入って、少し成長したのかわからないが、
今日の息子は一味違った。
自分のおもちゃを取られても
それ○○くんのだけど、
貸してあげる!と
サラリと言ってのけた。

これには、驚いた。

今までなら強引に取り返し
貸してと言われても
無言の抵抗をしていたからだ。



ああ、親バカだろうと思う。
だけども、少なからずこの光景に感動した。
自分より年下な子に対しての接し方や
初めて会った子どもに対して
遊ぼう!と誘ったこと。
そんな他愛もないことだけども、
今までと、これからの大きな違いを感じたのだ。
これが出来たからと言って、
将来何になるかとか関係無いし、
人間関係に不自由しないとも言えないが、
息子の心は確実に成長している。



また、娘も大きく変わってきている。
今まで、その好奇心の赴くまま
目に付くままに行き当たりばったりの
行動で全く目が離せなかったが、
集中力というか、
一つの遊びに対しての
持続時間に大きな変化が起きている。
砂場に放置しても10分、20分、30分と
洗濯洗剤を入れるスプーンで
砂を入れたり出したりしている。

これにより、
飛躍的に公園で
子ども二人を見る行為が
楽になったのは言うまでもない。





確かに、今年は仕事が少なくて
ちょっと、いや、かなり往生したけども、
それに反比例して子どもといた時間が
長く、多くなったと思う。

そして、その分、
著しく、目まぐるしく、成長する子どもたちを
間近で感じることが出来た。

これが悪いことであるはずがない。









皆さん、良いお年を。








じゃ!