新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

ムックムク。

12月12日
ムクムクと力が湧きあがってくる。

それは、ある映画会社から連絡があったこと。
大した内容ではないが、
今後への期待を膨らませざるを得ないこと。

先日参加した忘年会で会った方から
仕事依頼の連絡があったこと。
拘束は短いものの
やはり人間関係というものは
切れないし、あなどれないもの。


さすれば、
ここ何日もの間
眠っていた僕に元々埋まっていた
機能のようなものに
スイッチが入る。
モヤッとしていた視界が
くっきりとしだし、
今まで気付かなかった小さな物音に
耳を澄ますことができる。
ほんの小さな変化を
目で追うようになり、
鈍っていた感覚に
業務再開のベルが鳴り響く。

抜かれていたキーを差し込んで
エンジンをかける。
しばらくはアイドリングをする。
じっとエンジンを温めておき
来るべき時を待ち、
一気に始動する。




さて、それもこれも
何か運気めいたものを感じている。
確かに、僕は運とか偶然・奇跡のようなことを
信じるつもりが全くない人間であるが、
今朝方から行っていた
2年分くらい貯めてしまっていた
名刺の整理をしたことから
全てが動き出したような気がしてならない。
いや、そんなはずはない。
それこそ、偶然だし、
これが良い結果に結びついたなら
それこそ奇跡の出来事になるのだろうが、
自宅で名刺の整理をしたからといって
方々から電話が来るようになる訳がない。

ここ数ヶ月行っていた
営業活動の成果が出始めてきたと
単純に考えるべきことであろう。

が、どうしても、
このちょっとした整理事が
始まりの合図、
スタートの予感であった気がしてならない。
もちろん何の確証もないし
この先良い方向に転がるかもわからないのだが。




でも、いつもの悪い癖なんだが、
ついつい、こう思ってしまう。



大爆発の前兆であると。

これからびっくりするほどの
依頼が舞い込み始めてきて
スケジュールに全く余裕の無い日々がやってくる。

そして、こう思うのだ。
あんなに暇だったのが懐かしいと…









さあ、はじめよう!

じゃ!