新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

スカイなんたら

9月17日
灯台下暗しと言うが
東京に住んでいると
東京タワーに行ったことが無かったり
いわゆる名所に疎かったりするが
子供がいて、土日が休みで、
しかも三連休があったりすると
そうも言っていられなくなる。

ちょうど、この三連休は
土日が仕事で埋まっていたんだが
奥さんが地元の祭りに子供を連れ出し
神輿や山車を見せにいったらしい。
で、連休最後くらいは

どこにも行かずに…とはならない。

僕が起きるなり、息子は、
「今日はどこに行くのー?」

である。
そこで、”公園”と行ったところで
息子や娘はがっかりなんてしない。
むしろ公園に行きたいと言いたいのに
遠まわしに”どこ行くのー”と
聞いてくる節がるからだ。
だから、当然、

「公園に行こう」

と言うつもりだったんだが
どこで、情報を仕入れてきたのか知らないが
奥さんがPCを立ち上げて
僕を呼びつけた。

「ここに行こうかと思うんだけど…」

画面にはスカイアクアリウムとあり
場所は六本木ヒルズとなっていた。
六本木ヒルズに行ったことが
ないわけではないが
今まで、わざわざ子供を連れて
六本木ヒルズに行くなんて
想像をしたことがなかった。

が、うちの息子は魚が大好き。
見るのも食べるのも大好きなのだ。
だから、都内近郊の水族館には
大体、行ったことがある。
サンシャインや品川、
葛西臨海に八景島
このヒルズのやつは期間限定らしく
水族館とは違う趣で
地上うん百メートルの水中とかなんとか。

で、行ってみることにした。
というよりも
奥さんの提案を断ることなど
あり得ないし、想像したことない。


いやぁ、これが、
想像以上にいい。

そもそもヒルズの展望台からの眺めだが
今日の天気が良いこともあって
実に綺麗に見渡すことができた。
東京タワーはもちろん
お台場の観覧車も見えた。
もっと遠くの何かも見えたが
それが何かを知らないので
なんとも書けないが
とにかく綺麗に見えた。

で、着いたのが
昼過ぎだったんだけども
地上で並んだほどには
現場は混雑していなかった。
ヘンな話しだが
チケット売り場で
あんなに待たされて並ばされて
現場はもみくちゃだろうと
登る前から辟易していたが
逆に拍子抜けである。

ま、いいんだけどね。

で、で、で、
目玉であるスカイなんたらは
スカイとあるくらいだから

空と水中との見事な
コラボレーションが!

と言いたいが

それは全く言えない。

入ったら暗いし、
基本的にお魚さんたちは
大きめの水槽に入っているだけ。

が、それでも結構いいと言えるのは
その水槽というか魚の見せ方が
通常の水族館と違って、
アートしている点である。

基本的に水族館などでは
お魚さんたちは
元々住んでいた環境を再現された
巨大な水槽に入れられて
捕まる前とあまり変わりの無い生活を
謳歌している…のを見る。
が、ここでは、
そういった展示もあるにはあるが、
水槽やお魚の見せ方
ひと工夫ある。

とある展示には
息子は釘付けになってしまい。
ほっといたら1時間でも2時間でも
見続けてしまうんじゃないだろうかと思うほど。
つまり、お魚綺麗だねー、
大きいねー、小さいねーという
形容詞的な感想もさることながら
その見せ方
あえて演出と言わせてもらうが、

演出がなかなかグッドなのだ。

割り切っているなーと思うのは
一つ一つの水槽に
通常ならお魚の説明が
書かれていたりするが

それは全くない。

この水槽の魚の名前は?
なんて思ってみても
それについての答えは無い。
逆に、水槽へのこだわりや
見せ方の提案などが
あまり目立たないところに書いてある。

これが地上うん百メートルにある意味は
見出すことができなかったが、
”スカイアクアリウム
演出は見事な出来だと感じました。
オトナはもちろん
子供もきっと喜ぶと思います。


てなわけで
家族4人で六本木ヒルズに行って来た。
今日は気温も高く湿度も
嫌な感じではあったが
楽しかったと締めくくれるだろう。

帰り際、ちょうど日没を待って
景色が夜景になったところで
写真を撮った。
Image003_2





悔やまれるのは
自宅にデジカメを忘れてしまったこと。
※注:スカイアクアリウムは撮影禁止でした。



明日からは幼稚園も始まり
僕も仕事が動き出すのかな?

じゃ!