新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

吸収力

6月2日

少し遠出して大きな公園に行きました。

そろそろ重い腰を上げる時かもしれない

はせげんいちろうです。

さて、公園には広い芝生の広場があり

子供を野放しにしても

割と安全そうな雰囲気がある。

奥さんがわざわざ弁当を作ってくれ

公園で食べる。

日影なんてないから直射ではあるが

外で食べる飯はなんだか旨いものだ。

とはいうものの、大きな公園に来たのには理由がある。

息子がボールで遊びたい

お外でご飯食べたいと言い出したからだ。

また、娘も1歳と2ヶ月となり

外に出たいさかりで

歩きたくて仕方がない様子。

しばらく兄は妹と遊ぼうと

ボールを投げたり転がしていたりしたが

1歳2ヶ月にボールを投げ返す能力は薄い。

すぐに兄はボールを小脇に抱えて走り出してしまった。

幼稚園とは違い公園だと兄は

妹から目を離すようだ。

こっちは身体は一つだし

ヨチヨチの娘も心配だが

何をしでかすか分からない息子も心配だ。

尚且つ、芝生広場は広い。

で、結局、娘は奥さんに任せて

息子と遊ぶことにした。

ボールで遊びたいと言っていたのだからと

サッカーのまね事を始めることに。

GWに奥さんの実家の庭で

ボールの蹴り方を教えたのだが

はっきりと覚えているようで

ちゃんと軸足をボールより少し前に出し

まっすぐに足を蹴り出すという

基本動作を素直にやりだす。

ちゃんと真っ直ぐにボールが来るので褒めてやると照れる。

蹴る、褒める、蹴り返す、蹴る、褒めると

延々に繰り返す。

で、次にトラップの仕方も教えてやる。

よく、子供は水を吸い込んでいないスポンジだと言われるが

興味関心があると(ある場合のみ)

まさしく、あっという間に吸収してしまう。

教える、やってみる、できる、褒める、嬉しいと

兄はどんどん楽しくなっていく。

はたから見ればボールを蹴りあっているだけなんだが。

ゆくゆくはサッカー選手になどとは思わない。

鳶は鷹を生まないからだ。

まかり間違って鷹になるのなら

それはそれだ。

過剰な期待はしない。

そんなスポンジには

今までの3年間(3歳だから)も吸収されているようで

ふとした時にびっくりするタイミングで口を突いて出る。

バリ島でのプール遊びのことや

一回しか行ったことのない公園の遊具のことなど。

幼稚園のお友達の名前は覚えてこないくせにだ。

「今日はね〜名前の知らないお友達と遊んだ〜」

全く、同級生の女の子は友達の母親の顔まで

記憶しているというのに…

と、まあ、よく自分の子供とキャッチボールがと言うが

まだ、ボールを上手く投げられないこともあるが

サッカーのパスで代用した感じだ。

非常に疲れたが

真っ直ぐボールを蹴り出されると

自分のことのように嬉しい。

年間何億も稼ぐサッカー選手になってくれたら

もっと嬉しい。

映画とかTVとか

撮影とか演出とか

芝居とか音楽とか

フリーランスとか

根無し草とか

言い出さないと………

嬉しいのか?

悲しいのか?

じゃ!

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