新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

ぐったりしている場合ではない

3月21日
どうも、ジャイアンです。

すいません、昨日の日記で
ぐったりしている。なんて書いたものだから
個人的にメールをいくつかいただきました。
でね、日記に書いている頃は
だいたい、ほぼ治りかけているってことでね
まあ、ほれ、今日の段階でぴんぴんな訳ですよ。

で、いくつか頂いたメールの中に
僕の人物像をあの名作アニメ『ドラえもん』の
キャラクターである『ジャイアン』になぞらえて
励ましてくれた方がいらっしゃいましてね。

ええ、実はね初めてじゃないんです。
ジャイアン』って言われるのは。
だいたい、どこに行っても
要するにジャイアンみたいなヤツで
細かい説明をするよりも
ジャイアンを想像した方が早いと。




まあ、ジャイアンってさ
俺の物は俺の物、お前の物も俺の物
世界の中心には俺がいて、
つーか、世界を俺が回している。
喧嘩っ早くて、お人よし、
涙もろくて、人情厚く、たまに格好よくて
実は淋しがり屋だったりして、
平たく言えば、
素敵なヤツ。

ああ、ぴったりだなと。





つーかね、ジャイアン的な人間がいないと
ちっとやそっとじゃ、動きませんよ現場は。
何せ、スタッフの半分は年上で半分は年下。
尚且つ三分の一は女性だったりでね、
それに、今回の映画には後方支援部隊の方々も
それはそれは沢山沢山いらっしゃって。

どっから来るんだその自信は?ってくらいに
断定的で否定的で好戦的でないと
実社会で社長だったり店長だったり父親だったりの
長(おさ)相手に戦うことなんてできません。

だから、勝手にジャイアンになってしまったんです。
リアルな僕の人物像はのび太
に違いありません。
間違っても出来杉君ではありませんよ。
いや、そんな、だから、
出来杉君じゃないですって!
謙遜なんかしてません、
あ、あ、あ、あ、
間を取ってスネ夫ってことにしませんか?


いや、スネ夫になるくらいなら
ジャイアンの方がいい。





さて、これくらいにしておいて、
早速、久留米から
スペシャル予告編の感想が届いた。
個人メールへの文面だったので
転載はできませんが、
『また、泣いた』そうです。

ありがとうございます!


とっても、とっても、
してやったりでーす!






さて、今日は撮影がありました。
これが最後の撮影となるであろう
リテイクカットの撮影。

ある、撮影済みのカットを
どーしても監督が取り直したいと
我々もよーくわかると
なら、撮り直してみよーと。

朝には体調もすっかり回復したので
私鉄にスイカを使って
パスモーって感じで
なんで早くこうしなかったのかと
鉄道会社の確執を見て現場へ。

前回の追加撮影と同じような雰囲気で
和気藹々とした感じだ。
今日は、夏篇の照明技師さんも
急遽応援に駆けつけてくれて
つーか、応援?って感じだけども
なんとなく、今日の撮影にいらしたことで
なんだか、夏と冬がようやくつながって
ようやく終わった感じがした。

特にメインスタッフとは
「千年火」からの付き合いで
2本目ではあるのだが
すでに10本も20本も一緒に仕事をしたような
気分にさせてくれる方々である。

もう、顔を見るが飽きたってことじゃない。

それだけ、年齢を越えたところでの
戦友感というか同士感というか
隠しごとをしないで、
ズバッと相談できる連中ということ。
いや、あえて、連中と言わしていただく。
特にお酒を飲むと・・・
連中としか言いようのない・・・

これ以上はやめておこう。


本当、いい人たちです。
飲まなければね。






じゃ!



え?撮影日記?
いやー、あれから全く書いてません。
2月の何日?
11日あたり?までしか書いてないのよね。

もう少し待ってね。
うふ。