新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

最後の希望

8月15日
夏篇で前回見逃した、
いや、予定すら組めなかった場所のロケハン。

久留米から遠く山口県に向かう。
東京から比べれば近いものだ。



山陰本線のとある駅。
小さな駅舎に小さなディーゼル列車。
ゆったりとした時間が流れていそうな雰囲気だ。
が、その予想に反して、列車のスピードは早い。
え?5、60キロは出しているだろう。
隣を走る車と同じか、部分的にはそれ以上。

窓から流れる景色も
かなりすばやくトロけている。

「あー、海が見えてきた」

「あー、すぐに見えなくなっちゃった・・・」














九州に戻り、
真夏の太陽を浴び熱された砂地へ。
時はお盆休みの真っ只中。
日焼けした男女が
思い思いに寝転び
太陽を浴び、皮膚癌への道をたどっている。

海は青く澄んでいる。

真っ白な砂浜は
太陽を照り返し
猛烈な暑さを反射している。

汗がとめどなく流れ落ちる。



ああ、夏だ。

夏に来た。



夏の九州へ来たようだ。


ジリジリとした熱線が
皮膚を焼く。


今年の夏は暑いのかしら。
暑いのだろうね。
きっと汗を沢山かいてしまうのだろうね。













ああ、がんばれI嵐よ。

もう少しがんばれ、K林よ。



後は頼んだ、M木君。




あんたも大変だねぇ・・・






じゃ!