新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

帰京・・・

4月5日
何の根拠もなく帰宅する。
根拠とは仕事であり
戻らねばならない理由である。

が、それが無いままに
僕は奥さんの実家から帰京した。

2週間はいただろうか?
さすがに居すぎだと思うし
いくら息子と娘がいるからと
昼間から何の仕事もしていない
風来坊がうろちょろしてたんじゃ
自分自身でも嫌な感じだ。

今日だって、スーパーの2階にある
子供広場に行って息子を遊ばせていたが
ひっきりなしに来る子供の親は
常に母親だし、
父親がいたとしても、母親も同伴が常だ。
父一人、子一人というのは
もちろん家だけの話。
しかも、今日はある子供に
じーっと見られて


「こわい・・・」

と、まで言われる始末だ。
その子供の母親だって苦笑いするさ。


これで子供を連れてなければ
ほぼ100%の確立で通報されるに違いない。
いたって、普通な格好をしてたとしても
ヒゲ面のおっさんが
平日の昼間に子供広場にいたら
誘拐犯か、それに類する人間だと思うに違いない。
うん、俺ならそう思う。

でだ、

そんなことは、端から気にしてない僕だが
ずっとお世話になりっぱなしというのも気が引ける。
それが一番の理由ではないが
一度自宅(東京)に帰り
作品集やら、ダイレクトメールやらの作成をしようと決心。
その作成作業を御代名目にしての帰京。
平たく言えば営業活動を開始するってこと。


そして、自宅に帰り・・・

まずは掃除機をかけて、
水周りを掃除して、
伸び放題の鼻毛を切って、
PCの電源を入れる。

すでになんとなくの文面というか
草案は頭の中にできている。
後はそれを具体化するだけなんだが・・・




作品集のオープニングでも使用しているのだが
営業用のカードにはインドネシア上空の
雲を使おうと思っている。
あの、抜けるようなスカイブルーの空
そして、でっかい雲・・・
この写真に文章を載せてと。

しかし、想像したようにはならない。
どうも、文字がはっきりしないというか
空と雲と文面との相性が悪い気がする。
フォトショップをグリグリやりながら
許せる範囲を探る。

元々、そんなにフォトショップ扱いは得意ではないので
『許せる範囲』を探す作業ってのが重要になってくる。
頭に明確なイメージがなくとも
作っているうちにだんだんとはっきりしていくので
そのイメージにどれだけ近づいたかの範囲を探る。

あーでもない、こーでもないと
思いながらも、それを実行するのは自分なので
ある意味簡単に妥協してしまえるのが罠だ。

『自分にできる範囲の精一杯』なのか
『自分が許容できる範囲の精一杯』なのか

この似て非なることが非常に重要なのだ。

が、今回作っている物に関して言えば
そう、悩むほどでもないのだが
これから先、常にこういうことが起きる。
CMの場合は、実行する際には別の人間がいて
あーだ、こーだを実現してくれるのだが
VPの場合は、両方とも自分がやる状況が常なので
あーだ、こーだ、をあーだ、だけで止めてしまうことも
無きにしも非ずだった気がする。

しかし、CMもVPのどちらも
クライアントに評判の良いものが出来たので
とても満足はしているのだが・・・






さて、明日からは作品集ビデオを
送付する手配をしないとならない。
ビデオを入れるパッケージや郵送先のリストアップ。
個々に宛てたメッセージなど
まだまだやることが沢山ある。









× × × × ×

すでにだいぶ前の話だが
インドネシアバリ島のみやげの
ジンジャーティーが今、うまい。

いや、今、突然旨くなったってことでなくて
最近になってやたら飲むようになった。

このジンジャーティーだが
小さな小袋に入った中身は粉末で
インドネシアらしく、少し湿っているのだが
お湯を注ぐだけでヒーッと言うほど辛い
ジンジャーティーができあがる。
※あまりに辛いので袋半分が目安だ。

さて、このジンジャーティー
その名の通り生姜汁だ。
甘い生姜汁。
ジンジャエールの炭酸を抜いて
辛くして暖めた感じを想像してくれても
それとは程遠いので想像しないで良い。

これがなかなかに旨い。

それに生姜だってことで
身体にも良いし
なんつっても風邪を引きにくい。


過去に韓国のゆず茶もブームだったが
これも風邪を引かないという優れたお茶だ。


で、ジンジャーティーだが
辛くて、甘くて、旨い。
初めて飲むと喉が痛くなるほど。
今も飲んでいるが
実に良い。

身体が温まる。
一袋で二杯飲めるってのが
お手ごろでなお良い。



バリ島に言ったら
是非買ってみてくださいね。

と、バリ島の話しを書いたら
むしょうにバリ島に行きたくなった。


あー南国・・・

子供二人で南国は遠いなぁ。
遠いだろうなぁ。
大変なんだろうなぁ。


でも、いつか行く。
必ずいくさ!


じゃ!