新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

ウソつきパパ

3月18日後半
なんだか寒い。

さて、徹夜で本編集したあとの帰宅。
すぐに寝られぬ事情で
真っ先に編集したビデオをVHSにダビングし
編集しながら訂正した台本をプリントアウト。
その間の時間を使い風呂。

風呂から出てもまだダビング中だったので
コーヒーを準備しワークスペースを確保する。

倒れそうに眠いが
倒れるにはまだ早そうなので気合いを入れる。
この作業をサボれば
またミステイクの繰り返しだし
息子や娘にも会えやしない。



ただでさえ追加の編集日程。
別なプレッシャーも感じる。
どんなプレッシャーより
嫌なプレッシャー。
何にも言われないのが余計重い。



で、少し仮眠をとり
追加編集へ向かう。


猛烈な睡魔。
激熱な目頭。
ド級にふらつく足元。



う、う、う、



嘘。なんともない。
少し眠いくらいで
身体には何の異常もない。

腹が減ったくらいだ。



色々と辛そうに日記を
わざと書くが
実はそうでもない場合の方が多い。

自分でも力の抜きどころというか
楽をする方法知っているからだ。




まあ、いい。
20分も前に編集室のある駅に着いたので
カレー屋でカレーを食べる。

昔、ある芸能人が

『カレーは飲み物!』という名言を残したが
まさにその通りだと思う。
カレーは喉の奥に目掛けて
かきこんでこそうまい。
注文してすぐ出てくるのも良い。
5分でカレーを飲み
編集室へ。






息子と娘に会うためには
22時30分には編集を終え
出ないとならない。

何が原因か全くわからないが
思うように進まない。


刻一刻とリミットが迫る。


だが、急ぎたいからと
手を抜くわけにもいかない。
すぐ横では親分が渋い顔をして
編集を見守っているからだ。

いや、見守っているから
手を抜かないとかじゃないけどね。




23時が過ぎた。
ラストスパートにはなったものの
以前、編集は続く。
残りの分量からすると恐らく
0時過ぎか1時くらいまでかかるだろう。



もう、間に合わない。


今日の夕方に息子に電話して

「パパ、今日の夜に○○に会いに行くからな!」

と言ってしまった。
ごめんな・・・



明日、朝一番の電車で行くから・・・