3月8日
追撮と打ち合わせを帰宅すると
携帯が光っていた。
メールが来ている。
もう５年以上付き合いのある
制作会社の娘からだった。
『３月10日付けで退社します…
退社後は別な仕事を…』
入社した頃からよく知っていた。
頑張る娘で常に笑顔で仕事をする姿勢があった。
だが、何があったか、
何があるのか知らないが退社するそうだ。
メールに書いてあった以外の
理由や状況があるんだろうが
聞いたところで
単なる出歯亀なので聞かないことにした。
もうすぐ小学校から高校までの間ほど経つが
今までも何人も何人も
挫折や疲弊・不満を抱えて
希望や情熱・新転地を求めて
辞めてった奴らを見てきた。
そいつらが、一体、今、何をしているかなんて、
勿論知る術もないし、
知りたくもない。
自分のことで精一杯。
だが、こういう時は、
必ずメールで励ましというか応援というか
そんな一言を添えて返信することにしている。
『自分で決めたことを真っ当しろ』
今回はそんな言葉を送信した。
新転地での成功を祈る。
さて、オフラインの続きを
時間一杯まで続ける。
基本は繋ぎ終わったのだが
まだ短くできる部分はないか？と捜しつつ
試写用に仮テロップを入れ込んでいる。
そして、テロップを入れる度に
レンダリング時間が伸び…
昨日ちょっと、aviに書き出そうかと思って
レンダリングかけたら50時間とか出て…
バカじゃねーの？
そんなに待てる訳ねーだろ！
すぐにPCを閉じた。
で、時間がきたので
夜からＣＭの素材撮影に向かう。
行ってみると眼鏡○本と
のっぽM倉が何やらガタガタと
照明を作ってたりしている。
素材撮影なので
身内だけでの撮影だ。
カメラも民間DVだし
カメラマンも制作○本、
手タレも制作M倉つー具合だ。
ま、この方が
文句を言いやすい
とも言える。
とっても言える。
どんどん言える。
飲み物は無いのかと言ってみる。
お茶とレモンジュースしかないと言われる。
自分で買うと言う。
いや、僕、買ってきます！とか言われる。
何がいいっすか？って言われて
販売機を見てもないのに
何がいいかなんて決められないだろ？と
意地悪なことを言ってみる。
ですよね。と言われる。
コーヒーを買ってくる。
単なる素材撮影なんだが
結構面倒臭い。
想像してはいたが
思った通りに撮影できない。
M倉は割りとカンが良い方なんだが
フレーム内でなかなか芝居ができない。
あーでもない、こーでもない、
照明が足りないとか○本が言って
モニター出せと言ったら
モニターの電源取ったら
照明が１発電源が取れなくなったり…
何をやってんだよ！
まあ、30回ほどトライしてなんとかOK。
これで、帰ってオフラインの続きができる。
深夜or早朝 4時30分。
また、こんな時間だ。
明日も打ち合わせがあるというのに…
で、なんとかVP１の
オフライン仮テロップ入りが完成。
問題の尺は23分27秒16F
できれば、後3分30秒位短くしたいが…
今日はこれくらいにしておいてやろう。
すごくケツが痛い。
座りっぱなしの作業は嫌だねやっぱり。
じゃ！
