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新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

南国は遥か遠く・・・

6月28日
暑いぜ!
猛烈に暑いぜ!
やっぱり南国はいい!

× × × × ×

いよいよ、出発である。
とはいえ、ついさっきまで
本編集&MAVをしていたので
疲労困憊でもある。
仕事とはいえ強烈なスケジュールである。

さて、このまま徹夜で出発してしまおうかと思ったが

『徹夜は絶対にしないでね』

と奥さんにきつく言われていたので
数時間寝ることにした・・・

6時00分。
7時の電車に乗るのには少し早いが
息子のことを考えて早めの出発体制にした。
いつ何時、息子がぐずったり、
漏らしたりするかわからないからだ。
息子が漏らしたのでと言っても
飛行機は飛んで行ってしまう。

で、今回はいつもNEXを使うところを
対面シートだから嫌ってことで
『京成スカイライナーにしてみた。
ベルリンに行く際にも使ったのだが
スカイライナーは空いていて良い。
だいたいいつもNEXは混んでいて腹が立つ。
ま、いいけどね。
そして、20分も前に駅に到着。
仕方ないのでホームで20分待つことにする。
息子は親の気持ちを察してか
どこかはしゃぎ気味だ。
トーマス好きが高じて電車好きになったので
電車が行き交う度に
電車に向かって

「バイバーイ、バイバイー」

と手を振っている。
このままでは山手線の駅名を覚えるのではないかと
少し不安になる。
ましてや、鉄道研究部に入ってしまったらと・・・
いや、鉄道研究部がどうとか言う訳じゃない。
ただ、そんな子供にはなって欲しくないだけだ。
え?偏見を持っている?
うーん、そうかもしれない。
だが、人間なんて所詮偏見の塊だもの。

はい、話しをスカイライナーに戻す。
スカイライナーに乗ると
息子は30分ほどで眠りにつく。
これで一安心だ。
電車の中で大声出したりされたら
大変だものね。
(これは後に国民感情の差なのだと思い直すことになる)

成田空港第二ビルに到着。
いよいよ、南国はバリ島に出発だ!
意気揚々と出国ロビーに向かう長谷家。
が、そこで待っていたのは長蛇の列だった・・・
しかも、バリ島へ出発する丁度長谷家が乗る便だけ。

『な、なんなんだ一体・・・』

いくら、俺が暴虐武人の野人でも
この列をショートカットすることはできない。
溢れかえっている列の最後尾に並ぶ。
10分・・・15分・・・20分・・・
少しずつではあるが前に進む。
30分後、やっとカウンターに着く。
ちゃきちゃきと手続きを済ませ
バリ島へ到着の際に支払うビザ代を換金しに
銀行へ向かう。

あ!なんだよ!ここも列、列、列じゃねーか!
こんなことなら先にドルに変えておけばよかった・・・
たかが、換金するのに30分も浪費。
都合、1時間30分の余裕をほとんど並ぶことで使ってしまった。
撮影じゃないのに、マキ飯かよ!
30分で飯喰うのかよ!子供連れで!

ま、文句を言っても始まらないので
さっさと喰えるうどんを食す。
ベビーカーを使う都合上
登場口に40分前に来いと言われたので
もうほとんど時間がない。
小説とか雑誌とか買いたかったのにだ。

が、

『アメリカンスピリットライトは買わないと!』

先日、来た時にはモノレールに乗った
向こう側にしか無かったので
小走りで向こう側に向かう。
奥さんと子供を残して・・・

アメスピを買いモノレールで戻る時
俺は愕然とした。
いや、驚愕、そして、絶望。
どういうことかというと

向かう=出国 
戻る =入国  なわけだ。

つまり、戻ってきたら元来たとこに戻れないってこと。
そう、俺はどこにも行ってないのに
タバコだけ持って、帰国者になってしまったのだ!

「うおー!やべー!」

時間も無いし、俺は帰国者になってしまうしで
もう、早々とテンパる寸前だ。
ど、ど、どこから戻れるのか?
果たして、搭乗に間に合うのか?

いや、簡単に間に合った。
乗り換えの入口からするっと入れたから。
もう一度検査を受けさせられたけどね。

つー、わけで、出発だ!
結局、最終案内ギリギリだったけどね。

× × × × ×

雲ってどうして、こんなに美しいのだろう。
雲の上にまた更に雲・・・
そして、太陽。
照り返す光と吸い込まれた光。
雲が光り、合間の海も光る。
雲海とはよく言ったもので
まさに雲の海が飛行機の小さい丸い窓から見える。

地上から見る雲とは全く違う雲の表情。
強く、美しい。
この雲の下にバリ島があるのだ。

.
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日本との時差はわずか1時間。
全く時差など感じないのですこぶる機嫌も良い。
16:30頃南国はバリ島に到着。

暑いぜ!
猛烈に暑いぜ!
やっぱり南国はいい!

俺は噴出す汗もぬぐわずに
クタへ向かった。
長谷家の南国バカンスは始まったばかりだ。

0563075_3※飛行機の中で音楽を聴く息子1歳半。