3月11日
VP本編集とサイエンスチャンネル親分試写。
映像の取り込み作業があったので
今日は昼過ぎから編集室へ入る。
イベント用の10分ほどの映像なのだが
手を抜かずにきっちりとやるつもり。
前回のイベント映像も手がけているので
クオリティに差が出るといけないから。
が、しかし、前回はここまで忙しい状況じゃなかったので
かなり凝ったものを作ってしまった経緯がある。
「前回ほどじゃなくていいから」
と言われてはいるけど
ある程度のことはやらないと
”手を抜いた”ってことになりかねない。
それだけは避けねばならない。
オフライン段階ではかなり手を抜いた感じで繋いだので
本編集では結構作りこみ作業を多くなってくる。
そこで、待ち時間ができると踏んで
俺は親分にサイエンスチャンネルの試写を持ちかけたのだ。
16時。
本編集を抜けて、親分の会社に向かう。
前回試写でけちょんけちょんだったリサイクルの直しと
CMの本編集をしながらヒイヒイ言って繋いだ
風力の試写だ。
「ビシビシと直すから」
”え？”
サクサクとリサイクルを直して
早めに風力も直して・・・
後を楽にしようと目論んでいたのだが。
全くの見当はずれ。
リサイクルの直しだけで3時間も
瀬木さんとマシンに首っきり。
で、結局、風力の直しまで手が回らず
タイムアップでVP本編集に戻ることに。
風力の直しは15日の午前中にすることに。
あいたたたたたたた・・・・
休みにしようと思ってたのにぃぃぃぃ
辛いなぁ。
その直しの後はすぐに局試写という
ハードでヘビーなスケジュール。
もう、今から考えるだけでイヤンバカンな感じだ。
んで、本編集に戻ると
スーパーエディターA宮さんが
俺の想像を絶する仕上がりの映像を作っていた！
おおお！
何にも言わずにおくと
こんなにもすごいものが！
そう、あまり細かく言うと
選択肢が”それ”しか無くなってしまうし
編集している方だって面白くないだろう。
え？考えてないだけ？
まあ、そうとも言うな。
しかし、あれだよ、エディターの差で映像のクオリティってものは
数倍、いや数十倍違ってくるものなんだ。
このA宮氏は、必ず俺の想像を超えるものを
作り出してくれる素晴らしいエディターで
先日のCMも彼に編集してもらったんだよね。
その時も、”え！マジで！”っていう物を作ってくれた。
本当にありがとうA宮さん。
さて、編集室に戻っても
そうそう、やることがない。
眼鏡の○にフォトショップの
細かい使い方を教えてもらったり
ラルフマッチオのベストキッドの話をしたり
ノリユキ・パット・モリタの話をしたり
LOVE ASIA をMプロデューサーに見せたり・・・
あ！そうそう、今日、親分から
「LOVE ASIA 花びらの舞う海へ DVD」を頂いたんだよね。
みなさん見た？
面白いよ！
見た後に、僕の撮影日記を読むと更に倍で面白いから！
読んだ後にもう一度見ると更に発見もあるから！
お徳なDVDですよ！
あの、ベルリン映画祭でも大好評だった
映画「千年火」の予告映像もついているよ！
みんな、買おう！
買って、日記を読んで、感想をメールしよう！
親分に必ず伝えますからね。
あ、話がずれたね。
ツー訳で、またも徹夜なんだ。
今の時間はすでに12日の4時30分。
12日は昼からサブCMの撮影があるんだよね。
そう、またCMの撮影がある。
サブ扱いだから簡単な内容で時間もあまりかからない企画なんだけど
撮影はしなければならないし
よーい はい とかも言わないとならない。
眠くても言わないとカメラは回らないらしいし。
制作の眼鏡○は椅子によっかかって、
口を大きくあけて寝ているし。
Mプロデューサーは
「腹が減った、腹が減った」
と10分おきに怒鳴り散らしているし。
編集室は殺伐とした雰囲気に包まれているよ。
俺は腹は減ってないけど、眠いよ！
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2005年ベルリン映画祭キンダーフィルム部門出品作品
映画「千年火」撮影日記はこちら
2005年2月12日渋谷UPLINK X
2005年2月24日ゆうばりファンタスティック映画祭オープニングナイト作品
映画「最後の晩餐」撮影日記はこちら
2004年2月28日放送/2005年2月23日DVD発売作品
TVドラマ「LOVE ASIA 花びらの舞う海へ」撮影日記はこちら
TNC掲載バージョンはリンクからいけます。
撮影における専門用語（香盤表とかエフェクトとか）の解説はここ
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