新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

消えない過去、見えない未来。

1月31日

こないだの日記で随分と久しぶりな方からコメント頂いた。

”芝居”なんていう言葉があったので、ことさら懐かしい。

そうです、昔、やってました芝居。

何年前かなぁ…

10年近くなるのかなぁ…

「新宿黒社会」「シャブ極道」という映画の現場と

VPの現場にいくつか出ただけのぺーぺー中のぺーだったあの時。

僕等は疲れていた。

体力的なことじゃなくて、精神的な部分で。

憧れの映像撮影現場。

右も左もわからなかったけど、

右も左も知りたい欲求の塊でもあった。

でも、僕等のような駆け出し与えられる仕事は

単純につまらなくて、眠たいことばかりだ。

発言権なんてもちろん無い。

口を開けばとんちんかんなことを言うと考えられていた。

ただ、言われたこと、言われた仕事をこなす作業の日々。

今思えば色々違う展開もあったと思うが、

当時は”つまらないなぁ”とうじうじしていた。

友人同士集まっても、そんな話しばかりしてた。

自分たちで映画が作りたい。

自主制作で映画をつくる可能性も模索したが

あの時の僕等にはあまりにも金が無かったんだ。

”芝居なら映画より安くできる”誰かがそんなことを言い出して

自主制作映画やる前に芝居をやろうと答えがまとまるまでは

たいした時間はかからなかった。

僕等が旗揚げした劇団は

”スーパーインポーズ”

映像屋でありたいことは匂わせつつ、

男だけ6人のムサイ集団な感じを出した劇団名だ。

まあ、名前は決めたが金が無いと始まらない。

俺たち6人は毎月2万5千円という劇団費を集めることにした。

確か目標金額は100万円。

ちょうど半年で集まる計算だった。

俺たちはそれから都合3回の公演をすることになる。

楽しかったなぁ。

同時に若かったなぁ。

自然とフェードアウトするように劇団は消滅。

いや、その後1回だけ一人芝居公演で復活したらしいが…

でもまあ、良い経験でした。

後日談として

メンバーの一人A立はライターとして現役。

昨年結婚と脚本書いた映画の公開などがあり絶好調?

T中とT橋は実家へ帰り、

T中はヘルパーしながら地元で釣りしたりして悠々自適。

T橋は家業を継ぎ昨年結婚。

うまいりんごを送ってくれる。

A木はよくわからない。

バイトで生計を立てているようだが詳しく知らない。

O田はディレクターやったり助監督やったり…

ふらふらしながらも俺と同じく業界にしがみついている。

俺は先の見えない真っ暗なトンネルをただひたすらに走っている感じ。

助監督を本業に監督業をしてます。

でもよ、過去を振り返るほど長く生きてねーんだけどな、俺。

※お願いがあります。教えてください!

  1月30日のサクセス解析をしたところ

  『ガンダム はせ』というワードで検索した方がいらっしゃるようです。

  

  ガンダム? はせ?

  えー、確かに僕はガンダムが好きです。好きですとも。

  でも、でもですよ、『ガンダム はせ』というワードがどこからでたものか・・・

  

  非常に気になるんです。

  

  教えてください。

  どうして、 ガンダム  はせ なんですか?