新・カチンコ日記2

根無し草男の映像日記

撮影準備9

6月1日
今日は主演俳優との顔合わせ兼打ち合わせがあった。

え?
主演は誰かって?

これは当分の間内緒です。
ごめんね。

さて、今回のような時間や予算のあまりない映画だと
通常このように俳優部と事前に打ち合わせをする機会がすくないのが現状だ。
多くの場合が『衣装合わせ』といって
俳優部が衣装を実際に来てみるといった行事の時に行われる。
この衣装合わせというのは大体撮影の1週間前とか5日前とかなので
役作りや役の性格などの話し合いにかける時間が圧倒的に少ない

これが、ほとんどの映画に当てはまるのだから
現在の邦画の現場がどれだけの苦労を背負っているかは察しがつくと思う

まあ、愚痴みたいなことはいい

しかし、我々はありがたいことに撮影の2週間前にこうした機会を得た。
俳優部が考える役の捉え方や役作りの方向など
かなり具体的な内容まで話すことができた。
つまり、これで、撮影の際現場でお互いが悩むことが無くなり
統一したイメージでの撮影が可能になってくるのである。

同時にスタイリストさんとヘアメイクさんも同席していただいたので
衣装の方向性や顔色や髪型などの方向など
○○という役=人間について、
どういった趣味で、どういった性格で、どういった考え方をしているのかを
きめ細かく決めることができた。

これで、『○○=役名』という人間が一人作られたに等しい。

こうした作業を一人一人したいところだが、
現実問題として、そういう訳にもいかず、主演だけで精一杯に等しい。
後は、衣装合わせの間の短い時間の中
どれだけイメージを伝え合うことができるかが勝負だろう。

僕は基本的に黙って見ていられる性格ではないので
どんな時と場合でも口をついつい出してしまう。
今日も、監督との話し合いの最中でも
思いついたらすぐに口にしてしまった。
反省はするが、やめられない

すいません、監督

つーか、なんて言うのかな。
こんな面白い作業を二人締めなんて駄目っすよ

ははは。
 
 
 
 
 
 
助監督という呼び方と演出助手という呼び方がある。
大して違いがないのだが、
僕はこう考えている

『監督のイメージを助け、サポートする』のが演出助手
『監督のイメージを広げ、あたらな提案をする』のが助監督だと。

演出をする上での助け”と”監督を助ける”とでは
同じようで微妙に大きく違うと思っている
撮影の段取りをして、必要なものを揃えて、
準備をするだけの人間が必要なら呼ばないで欲しい
 
 
 
 
だって、僕は監督をするつもりで助監督をしているのだから。
 
そこんとこヨロシク
 
 
 
 
さて、今日の息子!
今日は帰ったら息子はとうの昔に寝てしまっていた。
朝も寝てたから、なんか一度も会ってないようで
すごい寂しい。

はっきりいって、寝顔は恐ろしくかわいいが
やっぱり起きて「あうー」とか言ってくれたら
もっとかわいい。

ゲップで肩が汚れたって気にしないさ
洗えばいいんだそんなもん。
おしっこかけられたって気にしないさ
そんな経験今だけしかないんだし。

ただ、朝、ワンワン泣くのは勘弁な。

早く大きくなれ!
 
 
※『エキストラ』募集中!

日時はまだ未決定だけど(僕が決めるのだが)
6月の半ばを予定してます。
撮影場所は都内近郊。
拘束時間は一日(8時間~10時間程度)予定。
ギャラは出ません。
弁当と交通費くらいだと思います。

詳細が決定次第、
「新・カチンコ日記」本家「カチンコ日記・掲示板」にて
お知らせします。

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いち早く連絡が欲しい!詳細がすぐ知りたい!
という方はこちらにメールください。
件名を「エキストラ情報くれよ!」で。

登録された方に詳細が出次第、直接メールします。
 
 
 
 

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