5月13日
暇だから掃除をした。
先日は風呂場を掃除し、
今日は窓と網戸を掃除した。
ちょうど『ハナマルマーケット』の千秋のコーナーで
網戸に新聞紙を張って、その上から10倍に薄めた洗剤をかけるといい
と、紹介していたので試したくなったのだ。
が、うちは基本的に情報などはＴＶか雑誌かネットで仕入れているので
新聞は取ってないのである。
だから、新聞紙はどこを捜してもない。
ふと、思い立ち義弟の部屋に勝手に入る。
はやり、あった。スポーツ新聞。
朝早くから夜遅くまで働いている義弟。
もちろん彼女らしき人物の影も見えないし
作る暇もないようだ。
つまり、スポーツ新聞は必需品だ。
ん？
何故、必需品か？
知らん。
てな訳で、千秋が言った通り網戸に新聞を張る。
と、これがまたしんどい。
今日は風が強い上に、網戸の汚れが酷すぎて、
新聞紙を貼り付けたテープが剥がれてしまうのだ。
貼ったそばから剥がれていく新聞紙。
はっきりいってものすごいイライラした。
だいたい、スポーツ新聞はエロ記事だらけだし、
そんなエロ記事が一面に張られた網戸。
強風に飛ばされないように
エロ記事を抑えてる僕。
なんなんだ？
ものすごくエロ記事を大事にしている男か？
はたから見たらどうみてもエロ館だこれじゃ。
僕は猛烈にイライラしながら
なんとかスポーツ新聞を網戸に貼り付けた。
それから洗剤を10倍に薄めた液体を吹きかけるのだが
この10倍ってのが微妙だ。
はっきりと10倍と言い切られた以上
きっちりと10倍にしたい。
でも、10倍ってどうやってはかるの？
やっぱ目分量な訳？
なら約10倍とかって言おうぜ。
思わず、計量カップを出して計ってやろうかと思ったよ。
しかし、まあ、10倍に薄めた洗剤を網戸にかけるんだけど
新聞紙と網戸がぴたっとくっついてないといけないらしいんだ。
でもさあ、汚れの方が強くて新聞紙をいくら濡らしても
一向にくっつかない。
網戸自体が汚れて濡れないんだもん。
あー
窓に張られた濡れたエロ記事が
ペラペラとペラペラとはためいている。
このまま風でエロ記事が飛んでいってしまったらどーしよー。
きっと、この濡れたエロ記事で興奮する小学生が出るに違いない。
しかし、なんだ。
こんなペラペラじゃ『汚れが新聞紙に吸い付いて。。。』なんてことは
期待できないだろうな。
ここまで3、40分かかったがあっさりはずすことにした。
案の定、網戸の汚れはそのままだ。
尚且つ、中途半端に洗剤がかかり
まだらに汚れが取れ、まだらに汚れが残り
なんとも更に倍で汚い感じがする。
もう、これは通常の掃除をするしかない。
一体全体なんでこんなことになったんだ。
簡単に網戸の汚れが取れるからって。。。
あれ？
なんで、濡れたエロ記事で窓磨いてんだ？
え？
濡らした新聞紙で窓を拭くと良いって？
何がいいの？
エロ？
ん？
インク？
うそーん。
うー、今日も汗だく。
